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流動食 りゅうどうしょく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

流動食
りゅうどうしょく

かまなくても飲み込める食物。一般に病人は消化器系の機能が減退するので,食事は消化しやすい流動食ないし半流動食が用いられる。重湯葛湯オートミールなどがあり,飴砂糖類,牛乳または卵,果汁スープ,ゼリー,プディングなども広い意味で流動食として用いられる。

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デジタル大辞泉の解説

りゅうどう‐しょく〔リウドウ‐〕【流動食】

牛乳・果汁・くず湯・重湯(おもゆ)・スープなどの流動状の食物。消化しやすいので、病人食離乳食に用いる。

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世界大百科事典 第2版の解説

りゅうどうしょく【流動食 fluid diet】

病人食の一つで,食物を液状にしたものをいう。病人食は,主として消化吸収の程度によって,流動食,分(三分,五分,七分),全粥(軟食),きざみ食,普通食に分けられるが,流動食が必要とされる場合を大別すると,(1)消化器系疾患の急性期,消化器系の急性伝染病および中毒,手術後の病人など消化吸収力が著しく弱まっている場合,(2)脳卒中や脳性麻痺など病気が原因で嚥下する力に障害がある場合,(3)小児や老人などかみ砕く力や消化吸収力が十分でない場合がある。

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大辞林 第三版の解説

りゅうどうしょく【流動食】

重湯おもゆ・牛乳・スープなどのように、流動体の食物。消化がよいので主に病人食に用いる。流動物。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

流動食
りゅうどうしょく
liquid food

病人食の一種で、固形分を含まない流動状の食事をいい、そのまま飲み込める。重湯、葛(くず)湯、果汁、牛乳、卵、スープ、ヨーグルトなどのほか、野菜や果物などもミキサーにかけて裏漉(うらご)しすれば用いられる。普通は経口的に与えるが、ビニル管を使い経鼻的に経管栄養として与えることもある。[柳下徳雄]

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世界大百科事典内の流動食の言及

【食事療法(食餌療法)】より

… 食事療法は一般食事療法と特殊食事療法に大別される。
[一般食事療法]
 栄養の維持,増進を図ることによって,間接的に治療に役立てる方法で,食事の種類は流動食,粥(かゆ)食,常食に大別される。流動食は,熱性疾患や急性消化器疾患で消化吸収力が弱まっているとき,脳卒中などで嚥下障害があるときなどの患者に与えられる。…

※「流動食」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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