デジタル大辞泉 「浅川マキ」の意味・読み・例文・類語 あさかわ‐まき〔あさかは‐〕【浅川マキ】 [1942~2010]歌手。石川の生まれ。寺山修司の舞台に出演し、高い評価を得る。ジャズやブルースなどの影響を受けた独特の歌唱と黒い衣装で「アングラの女王」と称された。代表作「かもめ」「夜が明けたら」など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「浅川マキ」の意味・わかりやすい解説 浅川マキ【あさかわまき】 歌手,作詩家,作曲家。石川県に生まれる。1968年,寺山修司に見出され新宿のアンダーグラウンドシアター蠍(さそり)座で初公演。1969年,《夜が明けたら/かもめ》でレコード・デビューした。ビリー・ホリディ,ベッシー・スミスなどの影響を受け,自作や寺山修司などの作品だけでなく,ジャズ・ブルース・黒人霊歌・シャンソンを独自の日本語詩で歌った。〈時代に会わせて呼吸をするつもりはない〉と自ら表現,CDの音質を嫌い独特の美意識に貫かれたアンダーグラウンドの音楽活動を終生続けた。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報