コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

渋谷実 シブヤミノル

5件 の用語解説(渋谷実の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

しぶや‐みのる【渋谷実】

[1907~1980]映画監督。東京の生まれ。「奥様に知らすべからず」で監督デビュー風俗喜劇で手腕をふるい、人気を集めた。代表作「母と子」「自由学校」「てんやわんや」「現代人」など。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

渋谷実 しぶや-みのる

1907-1980 昭和時代の映画監督。
明治40年1月20日生まれ。松竹蒲田(かまた)撮影所にはいる。昭和12年監督となり,「ママの縁談」「母と子」ほかをつくる。戦後は「自由学校」「てんやわんや」などの都会的な風俗喜劇のほか,「現代人」「気違い部落」などをつくった。昭和55年12月20日死去。73歳。東京出身。慶大中退。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

しぶやみのる【渋谷実】

1907‐80(明治40‐昭和55)
映画監督。松竹映画の〈庶民性〉の伝統をふまえながら,その社会的な批評精神とともに都会的なセンスをもった特異な風俗喜劇作家として知られる。東京の浅草生れ。1931年,松竹蒲田撮影所に入社し,牛原虚彦成瀬巳喜男五所平之助小津安二郎助監督を経て,37年,移転したばかりの松竹大船撮影所で監督に昇進,第1作《奥様に知らすべからず》を撮る。吉村公三郎とともに松竹大船の次代を背負うホープと目されたが,その才能が花ひらいたのは戦後になってから,とくにシナリオライターの斎藤良輔とコンビを組んで,戦後の日本社会の混乱を風刺した一連の〈乾いた喜劇〉(飯田心美評),《てんやわんや》(1950),《自由学校》(1951),《本日休診》(1952),《やっさもっさ》(1953)等々においてである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

しぶやみのる【渋谷実】

1907~1980) 映画監督。東京生まれ。多彩なジャンルの作品に風刺の効いた人間喜劇を描き込んだ。「てんやわんや」「自由学校」「本日休診」「現代人」など。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

渋谷実
しぶやみのる
(1907―1980)

映画監督。本名片山実。明治40年1月2日、東京市浅草区七軒町(しちけんちょう)(現、東京都台東区浅草)の生まれ。慶応義塾大学英文科中退。1930年(昭和5)に松竹蒲田(かまた)撮影所に入り、成瀬巳喜男(なるせみきお)、小津安二郎(おづやすじろう)、五所平之助(ごしょへいのすけ)などの助手をつとめ、1937年に監督になる。第1作の『奥様に知らすべからず』(1937)から早くもソフィスティケートされ、皮肉のきいた家庭喜劇の佳作であった。以後、ホームドラマを得意とする松竹大船映画のなかにあって、温かい笑いより風刺のきいたクールな笑いで家庭をみる一連の秀作を発表した。1938年の『母と子』、1950年(昭和25)の『てんやわんや』、1952年の『本日休診』と『現代人』、1954年の『勲章』、1957年の『正義派』と『気違い部落』などが、戦後日本の庶民生活を活写したものとして後世に伝えたい佳作である。昭和55年12月20日没。[佐藤忠男]

資料 監督作品一覧

奥様に知らすべからず(1937)
ママの縁談(1937)
鼻歌お嬢さん(1937)
母と子(1938)
わが家に母あれ(1938)
南風(1939)
新しき家族(1939)
狐(1939)
女性の覚悟[原研吉との共同監督](1940)
東京の風俗(1941)
十日間の人生(1941)
桜の国(1941)
家族(1942)
或る女(1942)
幽霊大いに怒る(1942)
敵機空襲(1943)
をぢさん(1943)
激流[家城巳代治との共同監督](1944)
情炎(1947)
飛び出したお嬢さん(1947)
受胎(1948)
四人目の淑女(1948)
朱唇(べに)いまだ消えず(1949)
花の素顔(1949)
初恋問答(1950)
てんやわんや(1950)
自由学校(1951)
本日休診(1952)
現代人(1952)
やっさもっさ(1953)
勲章(1954)
青銅の基督(キリスト)(1955)
女の足あと(1956)
正義派(1957)
気違い部落(1957)
悪女の季節(1958)
霧ある情事(1959)
バナナ(1960)
もず(1961)
好人好日(1961)
酔っぱらい天国(1962)
二人だけの砦(1963)
モンローのような女(1964)
大根と人参(1965)
喜劇 仰げば尊し(1966)

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

渋谷実の関連キーワード映画監督レネ城戸四郎岩井俊二篠原哲雄スクリプトガール手塚真ローグ青春映画《ある映画監督の生涯》

今日のキーワード

パラリンピック

障害者スポーツ最高峰の大会。国際パラリンピック委員会(IPC : International Paralympic Committee)が主催している。もう1つのオリンピックという意味を表すparal...

続きを読む

コトバンク for iPhone

渋谷実の関連情報