滋賀石(読み)シガセキ(その他表記)shigaite

最新 地学事典 「滋賀石」の解説

しがせき
滋賀石

shigaite

化学組成Mn6Al3OH18[Na(H2O)6](SO42・6H2Oの鉱物。三方晶系,空間群,格子定数a0.9512nm, c3.3074, 単位格子中3分子含む。淡黄色,条痕淡黄~白色。mmサイズの六角板状晶。劈開{0001}。硬度2,比重2.32。屈折率ω1.546, ε? 一軸性負。原産地は滋賀県五百井鉱山。変質した緑マンガン鉱菱マンガン鉱園石鉱石を切る脈の中に二次鉱物としてパイロクロア石・ハウスマン鉱等とともに産出名称産地にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「滋賀石」の意味・わかりやすい解説

滋賀石
しがいし
shigaite

硫酸塩鉱物の一つ。1985年ピーコーDonald R. Peacorらによって滋賀県栗東(りっとう)市五百井(いおい)鉱山(閉山)の変成層状マンガン鉱床から報告された新鉱物。緑マンガン鉱、菱(りょう)マンガン鉱、園石(そのせき)などからなる高品位鉱石中に脈をなす。自形は六角板状で、その後発見されたオーストラリア産のものについて確認された。結晶には撓性(とうせい)(たわむ性質)がある。命名は原産地にちなむ。

加藤 昭 2016年9月16日]


滋賀石(データノート)
しがいしでーたのーと

滋賀石
 英名    shigaite
 化学式   NaMn2+6Al3[(OH)9|SO4]2・12H2O
 少量成分  Mg,Fe3+
 結晶系   三方
 硬度    2
 比重    2.35
 色     淡黄
 光沢    ガラス
 条痕    白
 劈開    一方向に完全
       (「劈開」の項目を参照)

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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