漏れ(読み)モレ

デジタル大辞泉 「漏れ」の意味・読み・例文・類語

もれ【漏れ/×洩れ】

液体・気体などが漏れること。「ガス―」「水―」
あるべきものが抜け落ちること。ぬけ。おち。「名簿に―があった」
[類語]落ち抜けけつ欠如欠損欠落欠員遺漏脱漏脱落欠漏疎漏空き間引き不備尻抜け抜かり手抜かり手落ち仕落ち

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精選版 日本国語大辞典 「漏れ」の意味・読み・例文・類語

もれ【漏・洩・泄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「もれる(漏)」の連用形名詞化 ) もれること。ぬけ。おち。遺漏。脱落。「記載漏れ」
    1. [初出の実例]「洩とまれ新酒なかるる柳樽〈利清〉 まへかんなまま藤のうら枯〈忠友〉」(出典:俳諧・生玉万句(1673))

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知恵蔵 「漏れ」の解説

漏れ

一人称「俺」の婉曲(えんきょく)表現として代用され、電子掲示板上でよく使われる。「俺も俺も」という同意便乗を表す語句が、タイプミスして「俺漏れも」と誤変換されたのが始まり。派生語として「藻前(お前)」「もまいら」がある。

(川口正貴 ライター / 2009年)

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