コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

無水コハク酸 むすいコハクさんsuccinic anhydride

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

無水コハク酸
むすいコハクさん
succinic anhydride

コハク酸の無水物。融点 119℃の結晶。コハク酸を塩化アセチルやオキシ塩化リンなどと加熱すると生成する。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

無水コハク酸
むすいこはくさん
succinic anhydride

酸無水物の一つ。コハク酸を塩化アセチルないしはオキシ塩化リンなどの脱水剤と加熱すると、分子内で縮合をおこして1分子の水がとれて、5員環の無水コハク酸を生成する。工業的には無水マレイン酸の接触水素化によって製造される。分子式C4H4O3、分子量100.1、融点120℃、沸点261℃、比重1.2340(20℃)。水、エーテルには溶けにくいが、エタノール(エチルアルコール)には溶ける。熱水やアルカリ性水溶液によりコハク酸またはその塩になる。[廣田 穰]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

無水コハク酸の関連キーワードコハク(琥珀)酸コハク酸イミドサイズ中性紙

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android