無雑(読み)ムザツ

デジタル大辞泉 「無雑」の意味・読み・例文・類語

む‐ざつ【無雑】

[名・形動]まじりけのないこと。純粋なこと。また、そのさま。
「徹頭徹尾純一にして―な態度を」〈倉田愛と認識との出発
[類語]純粋純正純一純良至純じゅん無垢むく真正っ粋生一本生え抜きちゃきちゃき連体修飾語として)純然たる醇乎じゅんこたる

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精選版 日本国語大辞典 「無雑」の意味・読み・例文・類語

む‐ざつ【無雑】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) まじりけがないこと。純粋であること。また、そのさま。純一無雑
    1. [初出の実例]「夫小児の生れて二三歳より六七歳に至るまで、其質たる純然無雑白玉の瑕無きか如く」(出典:明六雑誌‐八号(1874)教育談〈箕作秋坪〉)

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