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無垢 むく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

無垢
むく

仏教用語。煩悩のけがれがなく,清らかなことをいう。一般には,精神や肉体がけがれておらず純粋なことを意味し,また下着から表着まで表裏すべて同色の布地で仕立てた着物のことをもいい,おもに白無垢をいう。

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デジタル大辞泉の解説

む‐く【無×垢】

[名・形動]
仏語。煩悩のけがれを離れて、清浄であること。
けがれがなく純真なこと。うぶなこと。また、そのさま。「無垢な少女」
金・銀などがまじりけのないこと。
和服で、表裏同色の無地の共布で仕立てた長着。白無は婚礼衣装に、色無垢は略礼装に用いられる。

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リフォーム用語集の解説

無垢

建築では、主に木材に対して使用される言葉。混ざり気のないという意味で、一本の木から取れるつなぎ目のない材木無垢材という。木本来の質感、風合いという面で魅力があり、化学物質を含まない自然素材。特徴は、調湿作用があり、湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度一定に保つ性質がある。そのためコンクリートの約2倍もの断熱性がる。その反面、『縮む』『膨らむ』という性質があり、多少の反りや割れが起こる。

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大辞林 第三版の解説

むく【無垢】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
〘仏〙 欲望・執着などの煩悩ぼんのうがなく、清浄なこと。
心身が汚れていないこと。うぶで世間ずれしていないこと。また、そのさま。 「純真-」 「 -な娘」
全く混じりもののないこと。純粋であること。 「金-(=純金)」
和服で、表裏を同色の無地で仕立てた長着。婚礼衣装の白無垢など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

無垢
むく

(あわせ)長着の表布と裾(すそ)回し布を共布で仕立てたものをいう。表着(うわぎ)のほか、襲(かさね)下着の仕立てにも行う。白無垢は婚礼衣装や、葬儀の際に用いられる。女性の礼装である黒五つ紋付の留袖(とめそで)と、その下着の白羽二重(はぶたえ)は、いずれも無垢仕立てにする。下着を簡略化した比翼仕立ての場合も同様である。男子の黒五つ紋付長着には、明治末期まで、浅葱(あさぎ)色などの通し裏をつけ、その下着にはねずみ色羽二重(はぶたえ)などの無垢小袖を二枚重ねて着用したが、その後は黒羽二重の表着も無垢仕立てとなって今日に至っている。女性は江戸末期になると、それまで通し裏であった小袖に裾回しをつけるようになり、黒紋付、裾模様、小紋、縞(しま)などの縮緬(ちりめん)も無垢仕立てとし、二枚重ね、三枚重ねにすることが明治の末まで行われた。昭和に入ってからは、礼服を除き、変り裾が流行し、表地と裾回しの色の取り合わせによる、色彩効果を求めるようになった。[岡野和子]

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