生一本(読み)キイッポン

デジタル大辞泉の解説

[名・形動]
純粋でまじりけのないこと。また、そのもの。「灘(なだ)の生一本
純真で、ひたむきに一つの事に打ち込んでいくこと。また、そのさま。「生一本性格

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大辞林 第三版の解説

名 ・形動
純粋で混じり気のないこと。また、そのもの。 なだの-
心がまっすぐで、いちずに物事に打ち込んでいくさま。 -な性質

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 純粋でまじりけがないこと。また、そのもの。多く酒について言う。
※洒落本・多佳余宇辞(1780)「き壱っぽんをつゐで上げろと、売場の酒はつぎやせない」
② (形動) 生来の純心で、物事にまっすぐに打ち込んでいく性質。天真で、策略を用いないこと、邪心などのないこと。また、そのさま。
※明暗(1916)〈夏目漱石〉一二七「生一本(キイッポン)に愛された記憶も有たない彼女は」

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世界大百科事典内の生一本の言及

【清酒】より


[製品の表示と級別]
 現在市販されている清酒には,日本酒造組合中央会の自主規格による内容が表示されている。すなわち〈純米酒〉とは米,米こうじのみでつくったもの,〈原酒〉は搾ったのち加水しないもの,〈生一本(きいつぽん)〉は純米の原酒で自社で醸出したもの,〈本醸造酒〉は前述のアル添仕込法で製造したものであるが,在来行われていた程度のアルコール使用量以下(白米1tあたり100%アルコール120l以下)のものをいう。また,〈吟醸酒〉は60%以下の精白米を使用し,低温発酵させた純米酒または本醸造酒,〈秘蔵酒〉は5年以上貯蔵熟成させたものをいう。…

※「生一本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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