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牛膝 イノコズチ

7件 の用語解説(牛膝の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

いのこずち〔ゐのこづち〕【牛膝】

ヒユ科の多年草。草地などに生え、高さ約90センチ。対生する枝を出し、節が太い。葉は楕円形。夏から秋、緑色の小花を穂状につける。実にはとげがあり、衣服や動物の体について散らばる。乾燥した根を漢方で牛膝(ごしつ)といい、利尿剤にする。ふしだか。こまのひざ。 秋》

えのこ‐ずち〔ゑのこづち〕【牛膝】

イノコズチの別名。

ご‐しつ【膝】

イノコズチの漢名。

出典|小学館
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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

ごしつ【牛膝】

漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。ヒユ科ヒナタイノコズチの根を乾燥したもの。サポニンや粘液質などを含み、血行促進、強壮利尿などの作用がある。排尿困難頻尿(ひんにょう)に効く牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)腰痛神経痛筋肉痛に効く疎経活血湯(そけいかっけつとう)関節リウマチ慢性関節炎に効く大防風湯(だいぼうふうとう)などに含まれる。

出典|講談社
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大辞林 第三版の解説

いのこずち【牛膝】

ヒユ科の多年草。山野・路傍に自生し、高さ90センチメートルに達する。葉は楕円形で対生し、短毛が密生する。夏、葉腋と茎頂に淡緑色の小花を穂状花序につける。果実は苞ほうにとげがあって動物体や衣服によく付着し、他の地へ運ばれる。近縁種のヒナタイノコズチの根を乾燥したものとともに生薬名を牛膝ごしつといい、漢方で利尿・強精・通経薬とする。フシダカ。コマノヒザ。 [季] 秋。

ごしつ【牛膝】

イノコズチの漢名。また、イノコズチとその近縁種ヒナタイノコズチの根を乾燥させた生薬。利尿・強精・通経薬とする。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の牛膝の言及

【イノコズチ】より

…日本,中国にみられ,近縁種は東アジアに広く分布する。肥大した根を干したものが漢方の牛膝(ごしつ)で,サポニン状の物質を含み,利尿,強精,通経の効があるとされる。若芽や種子は食用に供される。…

※「牛膝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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