猪口才(読み)チョコザイ

デジタル大辞泉 「猪口才」の意味・読み・例文・類語

ちょこ‐ざい【×口才】

[名・形動]小生意気なこと。こざかしいこと。また、そのさまや、そのような人。
ひと仕事邪魔を入れる―な死節野郎」〈露伴五重塔
[補説]「猪口」は当て字
[類語]半可通利いた風生意気こざかしい小生意気しゃらくさい小癪こましゃくれる鹿爪らしい知ったか振り

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精選版 日本国語大辞典 「猪口才」の意味・読み・例文・類語

ちょこ‐ざい【猪口才】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「猪口」はあて字 ) ちょっとした才能才気があってなまいきなこと。こざかしいこと。また、そのさまやその人。ちょこ。
    1. [初出の実例]「ヤちょこざいなけさい六、ゑらぼねひっかいてくれべい」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)上)

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