コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

獣道 ケモノミチ

5件 の用語解説(獣道の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

けもの‐みち【獣道】

獣の通り道。野生の動物が通ることによって自然にできる山中の道。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

百科事典マイペディアの解説

獣道【けものみち】

野生獣が行動圏内の日常的な移動に一定の経路を通ることによりできる通路。野生獣はその行動圏内に採食場,巣,排泄(はいせつ)場などの決まったポイントをもち,獣道はそれらのポイントをつなぐ役割を果たす。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

けものみち【獣道】

獣が,行動圏内の日常的な移動に一定の経路をたどることから成立する通路。一般には,やぶの中を切り開いてつくられるノウサギの道のように,一見してそれとわかる一定の特徴をもつ。大規模なものでは,丘陵地の等高線に沿ってつくられる自動車道と見まがうようなアフリカゾウの道,毎年季節的な移動経路として多数の個体によって使われるため,岩がすり減ってくぼみをつくるトナカイの道などがあり,特殊なものとしては,水場と水場を峠を越えてつなぐカワウソの道,モグラトンネルシステムなどがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

獣道
けものみち
animal path

野生獣の休息地と採食地などの間にできた通路をいう。野生の獣類では、休息場や隠れ場と採食地との間など、その行動圏内の通路が定まっていて、同じコースを移動することが多い。森林中や草原ではこの通路がかき分けられ、地面が踏み固められているし、ドブネズミやクマネズミでは足跡で汚れている。これらはいずれも獣道とよばれ、猟師、とくにわな猟師はこの通路を読み取って猟場を定めるし、ネズミの駆除でもこの通路に毒餌(どくじ)を置くのが効果的である。狩猟用語や古語では、ウジ、ウツ、ワリ、カヨイなどともよばれる。イノシシやシカのよく使う通路には、ハイカーが登山路と間違って入り込み、迷うことがある。こういう道はシシ道、シカ道ともいわれる。[朝日 稔]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

獣道の関連情報