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獲麟 カクリン

デジタル大辞泉の解説

かく‐りん〔クワク‐〕【獲×麟】

麒麟(きりん)孔子が、その著「春秋」の「西に狩りして麟を獲たり」の句で筆を絶って死んだところから》
絶筆。または、物事の終わり。
臨終

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大辞林 第三版の解説

かくりん【獲麟】

〔「麟」は麒麟きりんで、想像上の獣。魯の哀公が西方に狩りをして麒麟を得たことに感心した孔子が、「春秋」に「西狩獲麟」と書いて筆を絶ち、世を去ったことから〕
絶筆。また物事の終わり。 「開闢かいびやくより-に至りて/正統記 神代
孔子の死。また、一般に臨終。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

獲麟
かくりん

文章を書くことをやめること、絶筆、擱筆(かくひつ)の意から、転じて、物事の終わりの意となり、さらに孔子の死、臨終、辞世の意ともなった。「獲麟」とは麒麟(きりん)を得たとの意で、中国春秋時代に魯(ろ)の哀公(あいこう)が西方に狩りをし、麒麟をとらえたという故事によるが、孔子が『春秋』を著したとき、「哀公一四年春西狩獲麟」と書いて筆を絶ち、世を去ったと伝えられることによって、上記のような種々の意味に転用される。[田所義行]

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