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理趣三昧 りしゅざんまい

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世界大百科事典 第2版の解説

りしゅざんまい【理趣三昧】

仏事の法要名。《理趣経》を中心とした密教立(みつきようだて)の法要。真言系諸宗で勤め,護摩供(ごまく)とともにもっとも多用される。大壇(だいだん)またはその略式の修法壇を設け,その前の礼盤(らいはん)に導師が登って〈理趣法(理趣経法)〉の修法をする。職衆(しきしゆう)はその間に声明(しようみよう)を唱え,読経を行う。晴れの法要では,中心となる《理趣経》の読経は,各段の初めにフシの付く《中曲理趣経》を用い,その最末部の〈善哉善哉(せんざいせんざい)……〉のくだりで華麗な曲節が聞かれる。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の理趣三昧の言及

【寺事】より

… 諸宗派共通で(1)に属するものとしては四箇法要(しかほうよう)・講経論義(こうきようろんぎ)法要などがあり,(2)に属するものとしては,祈願を目的とする大般若転読(だいはんにやてんどく)法要・悔過(けか)法要(悔過作法),仏祖・先人の供養を目的とする懺法(せんぼう)法要・講式法要,修身を目的とする布薩(ふさつ)法要,学識試第を目的とする竪義(りゆうぎ)論義法要(竪義論義)などがある。また特定宗派のみで用いられ(1)に属するものに,真言宗の理趣三昧(りしゆざんまい)法要・大曼陀羅供(だいまんだらく)法要,天台宗の曼陀羅供法要,浄土真宗の念讃法要などがあり,(2)に属するものに,祖師供養を目的とする天台宗の御影供(みえく)法要,浄土宗の御忌(ぎよき)法要,浄土真宗の大師影供(だいしえいぐ)作法など,また願生浄土を目的とする浄土宗の十夜(じゆうや)法要,春迎えを目的とする時宗の別時念仏(べつじねんぶつ)法要などがある。このほか各宗派それぞれに,所依の経典読誦を目的とする法要形式の種々があり,また天台,真言両宗には密教修法による法要の諸形式がある。…

※「理趣三昧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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