(読み)サン

日本大百科全書(ニッポニカ)「讃」の解説


さん

古代中国南朝の史書にみえる、5人の王(わおう)(讃、珍(ちん)、済(せい)、興(こう)、武(ぶ))の1人。賛とも記され、応神(おうじん)、仁徳(にんとく)あるいは履中(りちゅう)天皇に擬せられる。

[編集部]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「讃」の解説


さん

偈頌(→。げじゅ)によって仏,菩薩祖師あるいは教法などを賛嘆したもの。サンスクリット語賛歌梵讃漢語の賛歌を漢讃,日本語の賛歌を和讃という。


さん

倭の五王」のページをご覧ください。

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旺文社日本史事典 三訂版「讃」の解説


さん

5世紀に中国南朝に朝貢した倭の五王の一人
仁徳(または応神・履中)天皇に定されている。

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世界大百科事典 第2版「讃」の解説

さん【讃 zàn】

中国の仏教法会や日常の勤行に詠唱された歌。讃文ともいう。敦煌から出た唐代写本の例はみな七言句で長短不定。1韻で通すものと換韻するものとの2種がある。梵語経典に用いられた偈(げ)から発展したもので,宗旨を述べたり仏の徳をたたえたりしたものが多い。〈涅槃(ねはん)讃〉〈浄土讃〉〈念仏讃〉〈出家讃〉など。〈悉達太子讃〉(全60句)は《悉達太子修道因縁》という長編変文冒頭に枕として用いられてもいる。

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