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瓷器 ジキ

世界大百科事典 第2版の解説

しき【瓷器】

奈良・平安時代に焼かれた施釉陶器。《和名抄》の器皿部,瓦器の条に〈瓷 唐韵に云う,瓷(疾資反,俗云瓷器,之乃宇豆波毛乃)は瓦器なり〉とあり,当時これを〈しのうつわもの〉と呼んでいたことが知られる。また中国唐代の《一切経音義》に〈瓷器は瓦の類なり。加うるに薬石をもってし,色に光沢あり〉とあって,釉薬を施した陶器を指している。奈良時代の文書には瓷,瓷鉢,瓷油などの文字が見えるが,平安時代に入ると,867年(貞観9)の《安祥寺伽藍縁起資財帳》や950年(天暦4)の《仁和寺御室御物目録》に青瓷薫呂,青瓷鉢,白瓷盤などの記載があって,瓷器に青瓷(あおし)と白瓷(しらし)の2種のものがあったことが知られる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

じき【瓷器】

硬い焼き物。古代では、釉うわぐすりのかかっているものをいう。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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