生暖かい(読み)ナマアタタカイ

デジタル大辞泉 「生暖かい」の意味・読み・例文・類語

なま‐あたたか・い【生暖かい】

[形][文]なまあたたか・し[ク]なんとなく暖かい。「―・い風が吹く」
[派生]なまあたたかさ[名]
[類語]暖かいあったか暖か温暖ぽかぽかほかほか温和優しいぬるぬくい生ぬるいぬくぬくぬくもりほやほや暖気春暖ほっくりほくほくほっこりほかほかぬくみぬるみ暖まるぬくもるぬるむ暖める

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精選版 日本国語大辞典 「生暖かい」の意味・読み・例文・類語

なま‐あたたか・い【生暖】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]なまあたたか・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「なま」は接頭語 ) いやに暖かい。また、少し暖かみが感じられる。なまあったかい。
    1. [初出の実例]「白沙の晃めきを鏡として翠色の色上げをば生温い浦風にさせながら」(出典:蝴蝶(1889)〈山田美妙〉二)

生暖かいの派生語

なまあたたか‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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