生臭い(読み)ナマグサイ

デジタル大辞泉 「生臭い」の意味・読み・例文・類語

なま‐ぐさ・い【生臭い/×腥い】

[形][文]なまぐさ・し[ク]
生の魚や肉のにおいがする。「魚を料理して手が―・くなる」
気持ちの悪いにおいがする。また、血のにおいがする。「―・い風が吹く」
僧が戒律を守らず堕落している。俗臭が鼻につくさま。「―・い坊主
欲望・利害などがからんでいるさま。「政界財界との―・い癒着
生意気である。こしゃくである。
「―・い男呼ばり、置け置け、置いてくれ」〈浄・寿の門松
[派生]なまぐささ[名]
[類語](2血なまぐさい臭い青臭い汗臭いかび臭い抹香臭い・薬臭い・きな臭い焦げ臭い鼻を突くにお

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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