デジタル大辞泉 「黴臭い」の意味・読み・例文・類語 かび‐くさ・い【×黴臭い】 [形][文]かびくさ・し[ク]1 かびのにおいがする。「―・い穴倉」2 時代遅れである。古くさい。「―・い学説を持ち出す」[類語](1)臭い・青臭い・生臭い・血生臭い・汗臭い・抹香臭い・薬臭い・きな臭い・焦げ臭い・鼻を突く・臭におう/(2)古い・古めかしい・古臭ふるくさい・古びる・古惚ける・時代遅れ・流行遅れ・古風こふう・昔風むかしふう・旧式・陳腐・旧弊・前近代的・旧態依然・中古・オールドファッション・ださい・年代物・時代錯誤・古色・古色蒼然・蒼然・旧態・使い古し・陳套ちんとう・旧套きゅうとう・陳ひね・陳ひね臭い・時代掛かる・時代めく・昔ながら・蒼古・年季が入る・レトロ・アナクロ・アナクロニズム・アウトオブデート・オールドタイマー 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「黴臭い」の意味・読み・例文・類語 かび‐くさ・い【黴臭】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]かびくさ・し 〘 形容詞ク活用 〙① 黴のにおいがする。[初出の実例]「ささやかにおし巻きあはせたる反故(ほぐ)どもの、かびくさきを袋に縫ひ入れたる、取り出でて奉る」(出典:源氏物語(1001‐14頃)橋姫)② ふるくさい。ふるめかしい。[初出の実例]「町人袋をこしらへ、世俗の糟粕を何もかもとりこみ置て、〈略〉撰び用ゆべき力もなくて、袋の底に(カビ)くさく成ぬ」(出典:町人嚢(1692)序)黴臭いの派生語かびくさ‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙黴臭いの派生語かびくさ‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by