デジタル大辞泉
「黴臭い」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かび‐くさ・い【黴臭】
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]かびくさ・し 〘 形容詞ク活用 〙 - ① 黴のにおいがする。
- [初出の実例]「ささやかにおし巻きあはせたる反故(ほぐ)どもの、かびくさきを袋に縫ひ入れたる、取り出でて奉る」(出典:源氏物語(1001‐14頃)橋姫)
- ② ふるくさい。ふるめかしい。
- [初出の実例]「町人袋をこしらへ、世俗の糟粕を何もかもとりこみ置て、〈略〉撰び用ゆべき力もなくて、袋の底に
(カビ)くさく成ぬ」(出典:町人嚢(1692)序)
黴臭いの派生語
かびくさ‐げ- 〘 形容動詞ナリ活用 〙
黴臭いの派生語
かびくさ‐さ- 〘 名詞 〙
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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