黴臭い(読み)カビクサイ

デジタル大辞泉 「黴臭い」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「黴臭い」の意味・読み・例文・類語

かび‐くさ・い【黴臭】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]かびくさ・し 〘 形容詞ク活用 〙
  2. 黴のにおいがする。
    1. [初出の実例]「ささやかにおし巻きあはせたる反故(ほぐ)どもの、かびくさきを袋に縫ひ入れたる、取り出でて奉る」(出典源氏物語(1001‐14頃)橋姫)
  3. ふるくさい。ふるめかしい。
    1. [初出の実例]「町人袋をこしらへ、世俗の糟粕を何もかもとりこみ置て、〈略〉撰び用ゆべき力もなくて、袋の底に(カビ)くさく成ぬ」(出典:町人嚢(1692)序)

黴臭いの派生語

かびくさ‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

黴臭いの派生語

かびくさ‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む