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界磁 カイジ

百科事典マイペディアの解説

界磁【かいじ】

電動機や発電機において磁場を作るために磁化された部分をさす。ふつう電磁石をいい,界磁コイル,界磁鉄心,継鉄からなる。直流機は界磁が固定子となっているが,同期機では回転子となっている。
→関連項目直巻電動機電動機電流計同期電動機発電機

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世界大百科事典 第2版の解説

かいじ【界磁 field system】

発電機や電動機において,その動作に必要な磁束(ギャップを越えて電機子に入る磁束)を発生することを目的とする部分。原理的には電磁石であって,界磁コイル,界磁鉄心,継鉄などからなるが,ごく小型の電動機では構造の簡単化と消費電流の節約のために永久磁石を用いる。界磁が静止部分にある形式と回転部分にある形式とがある。界磁の磁極の数は2個またはその倍数である。【猪狩 武尚】

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大辞林 第三版の解説

かいじ【界磁】

発電機などで、磁場を発生させる磁石。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

界磁
かいじ
field

電動機、発電機などの回転電気機械において、磁界をつくるために設ける磁石。電磁石(巻線界磁)と永久磁石(永久磁石界磁)がある。
 大型機では鉄心に巻線を巻き、これに直流電流を流した電磁石を用いる。この鉄心や巻線をそれぞれ界磁鉄心、界磁巻線といい、界磁巻線に流す電流を界磁電流という。界磁に電流を流すことを励磁とよぶことがある。界磁は直流機では固定子側に置くが、同期機(発電機、電動機)では回転子側に置くことが多く、これを回転界磁形構造という。界磁電流を変えると磁界の強さが変わるので、界磁電流を制御することにより電動機の回転数や力率、発電機の出力電圧などを制御することができる。
 小型同期機では回転子に永久磁石を配置した回転界磁構造の永久磁石界磁が使われる。界磁巻線の抵抗による損失がないので、それだけ効率が高い。永久磁石界磁の磁界は一定であるが、電機子電流を弱め磁束制御することにより界磁磁束の制御が可能である。[磯部直吉・森本雅之]

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