白石区(読み)シロイシク

デジタル大辞泉 「白石区」の意味・読み・例文・類語

しろいし‐く【白石区】

白石

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日本歴史地名大系 「白石区」の解説

白石区
しろいしく

面積:三四・五八平方キロ

昭和四七年(一九七二)四月、札幌市の政令指定都市移行によって旧白石村(明治三五年成立)地区を区域として設置された。平成元年(一九八九)一一月に東部が厚別区として分区。札幌市の東部に位置し、区の西端を豊平川が南西から北東へと流れ、東方へ順に望月寒もつきさむ(月寒川支流)月寒川(豊平川支流)、厚別川(同上)が北流する。西部は月寒丘陵地、東部は沖積平野地で、北部の豊平川沿岸はかつて低湿地を形成していた。北は江別市、東は厚別川を境に厚別区、南は東北とうほく通を境に豊平区・清田区、西は豊平川を境に中央区、北西は同川を境に東区と接する。区内をほぼ東西にJR函館本線・千歳線、国道一二号が横断、ほぼ南北に道央自動車道(その下を国道二七四号)が走り、JR白石駅・平和へいわ駅、道央自動車道札幌・大谷地おおやちの各インターチェンジがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「白石区」の意味・わかりやすい解説

白石〔区〕
しろいし

北海道札幌市の東部を占める区。 1972年区制。 89年東部の厚別地区を分区。 1871年仙台藩の旧白石藩士 600名余の入植に始る。区名はこれに由来。 1950年札幌市に合併。国道 12号線沿いに食品,ゴムコンクリート,紙製品などの工業発達大谷地には札幌貨物ターミナルと流通センターがある。 JR函館本線,市営地下鉄東西線,道央自動車道が通り,北部の札幌インターチェンジで札樽 (さっそん) 自動車道が分岐する。面積 34.47km2。人口 21万1835(2020)。

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