百人浜(読み)ひゃくにんはま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

百人浜
ひゃくにんはま

北海道南部,えりも町の襟裳 (えりも) 岬から北東に続く砂浜海岸。全長約 15km。文化 13 (1816) 年,盛岡藩御用船が遭難し,乗組員 100人が犠牲になったため,この地名が生れたといわれる。強風時に発生する赤褐色の砂塵防止のため,1953年海岸砂地造林事業が行われた。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔北海道〕百人浜(ひゃくにんはま)


北海道南部、襟裳(えりも)岬東岸の全長約12kmの砂浜をいう。江戸時代、盛岡(もりおか)藩の御用船がこの浜で難破し乗員約100名が犠牲になったという伝承がある。遭難供養碑があり遊歩道が通じる。日高(ひだか)山脈襟裳国定公園に属し、キャンプ場などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

百人浜
ひゃくにんはま

北海道中南部、日高(ひだか)振興局管内のえりも町にある海岸。襟裳(えりも)岬付近から庶野(しょや)に至る約15キロメートルの砂浜海岸で、強風のため赤土と草原が目だち、夏季のキャンプ地として知られる。幕末に盛岡藩御用船が遭難し、乗組員100人が犠牲となったところから名づけられた。その供養塔がある。日高山脈襟裳国定公園域。[柏村一郎]

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世界大百科事典内の百人浜の言及

【襟裳岬】より

…60mの段丘上に1889年設置の灯台(光達距離46km)があり,霧笛信号を発する。東岸のえりも岬漁港に続く15kmの海岸は百人浜と呼ばれ,南部藩御用船が難破し,100余人がこの浜に打ちあげられたことからこの名があると伝えられ,遭難者供養のための一石一字塔がある。岬および周辺地域は1981年日高山脈襟裳国定公園に指定され,観光客が多い。…

※「百人浜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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