盆暗(読み)ボンクラ

デジタル大辞泉 「盆暗」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐くら【盆暗】

[名・形動]もとばくちで盆の上の勝負に暗い意》ぼんやりしていて物事の見通しがきかないこと。また、そのような人や、そのさま。「盆暗係員
[類語]とんちきやぼてん馬鹿阿呆あほう魯鈍ろどん愚鈍無知蒙昧もうまい愚昧ぐまい愚蒙ぐもう暗愚頑愚愚か薄のろまぬけとんまたわけ馬鹿者馬鹿野郎馬鹿たれ与太郎抜け作おたんこなすおたんちんあんぽんたんべらぼう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「盆暗」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐くら【盆暗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( もと賭博の語 ) ぼんやりしていて物事の見通しがきかないこと。また、そのさまやそのような人。ぼんやり者。おろか者。うつけもの。
    1. [初出の実例]「いかなるぼんくらに見せてもそれしゃのあがりとみへる姿」(出典:洒落本・吉原楊枝(1788))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む