出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
(今泉隆雄)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
天武(てんむ)朝から元正(げんしょう)朝の5代に歴仕した、古代屈指の有力女官。父は東人(あずまひと)。初め美努(みの)王に嫁し、葛城王(橘諸兄(たちばなのもろえ))、牟漏(むろ)女王らを産み、藤原不比等(ふひと)に再嫁して光明子(こうみょうし)を産む。持統(じとう)、元明(げんめい)、元正3女帝の信任を受け、文武(もんむ)、聖武(しょうむ)の養育、宮子(文武夫人)・光明子(聖武皇后)の入内(じゅだい)に功があり、708年(和銅1)には元明よりとくに橘姓を賜った。夫不比等の政界制覇を側面から助け、その次男房前(ふささき)に娘牟漏を嫁がせ、一族県犬養氏を引き立て、広刀自(ひろとじ)を聖武夫人に周旋し、わが子葛城王の出世を図るなど八面六臂(ろっぴ)の活躍をした。元明の崩御後、出家入道。760年(天平宝字4)正一位大夫人を贈られた。
[黛 弘道]
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