石動(読み)いするぎ

精選版 日本国語大辞典 「石動」の意味・読み・例文・類語

いするぎ【石動】

  1. 富山県小矢部(おやべ)市にある地名江戸時代北陸街道宿場町

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「石動」の意味・わかりやすい解説

石動
いするぎ

富山県小矢部市(おやべし)の中心地区。旧石動町。あいの風とやま鉄道(旧、JR北陸本線)が通じ、国道8号、471号も走る。今石動(いまいするぎ)城廃城のあと、金沢に通ずる要地として加賀藩奉行所(ぶぎょうしょ)が置かれ、礪波(となみ)、氷見(ひみ)を支配した。礪波山山麓(さんろく)に位置し、北陸道の宿場町として発達した。各種小企業多く、ゴム靴、瓦(かわら)、れんが窯業特色倶利伽羅峠(くりからとうげ)は源平の古戦場城山はサクラの名所として知られる。

[深井三郎]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「石動」の意味・わかりやすい解説

石動
いするぎ

富山県西部,小矢部市の中心市街地。旧町名。北陸道倶利伽羅峠のふもとの宿場町として,また明治中頃までは小矢部川河港として栄えた。繊維,ゴム,瓦などの生産が盛ん。

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百科事典マイペディア 「石動」の意味・わかりやすい解説

石動【いするぎ】

小矢部(おやべ)[市]

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世界大百科事典(旧版)内の石動の言及

【小矢部[市]】より

…富山県西部の市。1962年石動(いするぎ)町と砺中(とちゆう)町が合体,市制。人口3万5785(1995)。…

※「石動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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