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硫化アンモニウム りゅうかアンモニウム

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大辞林 第三版の解説

りゅうかアンモニウム【硫化アンモニウム】

それぞれ水をまったく含まないアンモニアと硫化水素を交互に摂氏マイナス18度以下に冷却したジエチルエーテル中に吹き込んで得られる無色針状結晶。化学式(NH42S 水溶液として化学分析に用いる。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硫化アンモニウム
りゅうかあんもにうむ
ammonium sulfide

硫化水素のアンモニウム塩。化学式(NH4)2S、式量68.1。アンモニア水に硫化水素を飽和させてつくった硫化水素アンモニウムNH4HSの水溶液に当量のアンモニア水を混合し、零下18℃に冷却すると、針状結晶として析出する。ただし、つねに硫化水素アンモニウムを過剰に含むため純粋には得られない。なお、もとの混合液はアンモニア液として市販されている。硫化アンモニウムは黄白色のきわめて分解しやすい固体で、水によく溶ける。水溶液は無色でアルカリ性を呈し、硫化水素臭とアンモニア臭を伴う。空気に触れると速やかに黄色に変わり、ポリ硫化物(NH4)2Sx(xは2、3、4、5、9など)とチオ硫酸塩、硫酸塩に分解する。分析試薬のほか写真の現像にも用いられる。[鳥居泰男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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