現像液(読み)ゲンゾウエキ

百科事典マイペディアの解説

現像液【げんぞうえき】

写真の現像を行うための薬液。一般には感光したハロゲン化銀粒子を銀に還元させる現像主薬(メトール,ヒドロキノン,フェニドン,ピロガロールアミノフェノールなど),無効な主薬の酸化を防止する現像保恒剤(亜硫酸ナトリウムなど),現像促進剤(炭酸ナトリウム,ホウ砂など),カブリを防止する現像抑制剤(臭化カリウムなど),その他の添加剤などを溶媒に溶かして調製する。ネガフィルム現像用として最も一般的なD-76現像液の場合,温水750mlにp‐メチルアミノフェノール2g,無水亜硫酸ナトリウム100g,ヒドロキノン5g,ホウ砂2gを溶解し,水を加えて全体を1000mlとする。主薬としてメトールとヒドロキノンを使用したものをMQ現像液,フェニドンとヒドロキノンを使用したものをPQ現像液という。
→関連項目停止液

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大辞林 第三版の解説

げんぞうえき【現像液】

写真の現像に用いる溶液。現像主薬(メトール・ヒドロキノンなどの還元剤)とその作用を助ける現像助剤などからなる。

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世界大百科事典内の現像液の言及

【現像】より

…撮影し,露光したフィルムや焼付け露光を終わった印画紙はそのままではまだ目に見える画像を作っていない。この状態ではフィルムや印画紙に潜像ができているので,潜像を化学的に還元する作用をもった現像液で処理することによって目に見える画像が現れる。この処理が現像である。…

※「現像液」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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