日本歴史地名大系 「祖谷山西分」の解説
祖谷山西分
いややまにしぶん
吉野川右岸に位置。東端に
〔閑定名〕
祖谷川左岸、祖谷山東分の
〔中尾名〕
閑定名の西に位置。武田本「祖谷山旧記」では高一三石余、御蔵入であった。五所神社が鎮座する。
〔今窪名〕
中尾名の西に位置。武田本「祖谷山旧記」では高二七石余、御蔵入であった。市原本「祖谷山旧記」にはみえない。今窪藤橋があり、長さ一二丈。八幡祠は宝永六年(一七〇九)の勧請という(阿波志)。
〔冥地名〕
今窪名の北西に位置。名地とも記す。武田本「祖谷山旧記」では高一二石余、御蔵入であった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報