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福山城 ふくやまじょう

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日本の城がわかる事典の解説

ふくやまじょう【福山城〈北海道〉】

⇒松前城(まつまえじょう)

ふくやまじょう【福山城〈広島県〉】

広島県福山市丸之内にあった平山城(ひらやまじろ)。国指定史跡。日本城郭協会選定による「日本100名城」の一つ。近世に造られた城郭の中でもっとも新しく、五重の大天守を擁し、ほかに三重櫓7基、二重櫓16基などをもつ大城郭であった。1619年(元和5)福島正則が改易されると、所領は2つに分けられ、そのうちの備後東南部に徳川家康の従兄弟にあたる水野勝成(みずのかつなり)が入封した。勝成は神辺城(かんなべじょう)を廃し、新たに山陽道と瀬戸内の海路を押さえる地に築城を開始し、1622年(元和8)に完成させた。この城の名前を福山城とし、地名を福山と称した。福山城は、西日本の有力大名に対する備えになるもので、譜代大名の居城としては最大規模であった。水野氏5代ののち天領時代を経て、松平氏、安部氏とつづき明治時代にいたった。福山城は、明治の廃城令と第二次世界大戦の空襲でその大部分を失った。築城時の建造物として、京の伏見城(京都府京都市伏見区)から移築されたといわれる伏見櫓(ふしみやぐら)と筋鉄御門(すじがねごもん)が残る。天守、月見櫓、鏡櫓、御湯殿(おゆどの)は、1966年(昭和41)に復元された。現在、天守の内部は福山城博物館になっている。JR山陽新幹線・山陽本線福山駅から徒歩(福山駅は三の丸があったところ)。◇久松城(ひさまつじょう)、葦陽城(いようじょう)ともいう。

出典|講談社
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