新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「窪田静太郎」の解説
窪田 静太郎
クボタ セイタロウ
出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報
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明治〜昭和期の社会事業家 枢密顧問官;中央社会事業協会副会長。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
内務官僚出身の社会事業家。岡山に生まれ,帝国大学法科大学卒業後内務省に入る。参事官,衛生局長,行政裁判所長官,枢密顧問官を歴任した。この間,伝染病予防法(1897),癩予防法(1907)の制定に尽力するとともに,1900年貧民研究会を設立し,08年中央慈善協会の創設にも努めた。国際衛生・人口会議に政府代表として出席したのを機に,欧米の保健制度や救済制度を調査し,日本に紹介した。《貧民救済制度意見》(1900)の中で,窮民救助より社会の公益を優先して考え,防貧の重視を説いている。また,社会連帯を東洋的な〈中庸の道〉と結合して,社会事業に〈危険思想〉である社会主義を予防する役割を期待した。
執筆者:土井 洋一
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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