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竜胆 りゅうたん Japanese gentiana

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

竜胆
りゅうたん
Japanese gentiana

漢方の生薬の一つ。トウリンドウまたはその同属植物の根茎および根をいう。中国ではすでに1~4世紀に薬として常用され,『神農本草経』には神仙家の薬効のほかに,鎮静,解熱,健胃,整腸,腸内寄生虫駆除などの薬効が列記されている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

りゅう‐たん【竜胆】

リンドウの根および根茎。漢方で健胃薬などに用いる。
りんどう(竜胆)」に同じ。
「山吹の打ちたる黄なる表著(うはぎ)、―の唐衣なり」〈栄花布引の滝

りゅう‐どう〔‐ダウ〕【竜胆】

りんどう(竜胆)1」に同じ。
「―の露いみじう置きたるに」〈丹鶴本御堂関白集・詞書〉

りん‐どう〔‐ダウ〕【胆】

リンドウ科の多年草。山野に生え、高さ20~60センチ。葉は先のとがった楕円形で3本の脈が目立ち、対生する。秋、青紫色の鐘状の花を数個上向きに開く。根・根茎に苦味成分を含み、漢方では干したものを竜胆(りゅうたん)といい薬用。同科にはハルリンドウミヤマリンドウセンブリなども含まれる。えやみぐさ。にがな。ささりんどう。りゅうたん。りゅうどう。 秋》「―の日を失ひし濃紫/誓子
襲(かさね)の色目の名。表は蘇芳(すおう)、裏は青。秋に用いる。
紋所の名。1の花や葉を図案化したもの。

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大辞林 第三版の解説

りゅうたん【竜胆】

植物リンドウ。 「 -のはな/古今 物名詞
リンドウの根及び根茎を乾燥させた生薬。健胃薬とする。

りんどう【竜胆】

〔古くは「りうだう」「りうたん」とも〕
リンドウ科の多年草。山野に生え、切り花用に改良して栽培もされる。高さ約60センチメートル。葉は披針形で対生。秋、茎頂と上方の葉腋に筒状鐘形で先が五裂する紫青色の花をつけ、日を受けて開く。根は苦みが強く、竜胆りゆうたんの名で健胃薬とされる。笹竜胆ささりんどう[季] 秋。
かさねの色目の名。表は蘇芳すおう、裏は青。秋用いる。
家紋の一。の花や葉をかたどったもの。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

竜胆
りゅうたん

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世界大百科事典内の竜胆の言及

【リンドウ(竜胆)】より

… 日本産のリンドウ類は,リンドウ属,タカネリンドウ属,チシマリンドウ属,サンプクリンドウ属の4属に分けられ,リンドウ属Gentiana(英名gentian)には,高山性のオヤマリンドウG.makinoi Kusn.,エゾリンドウG.triflora Pall.var.japonica (Kusn.) Hara,花が淡黄色のトウヤクリンドウG.algida Pall.(イラスト),高山性で小型のミヤマリンドウG.nipponica Maxim.,また一,二年草で草地に生えるフデリンドウG.zollingeri Fawc.(イラスト)やコケリンドウG.squarrosa Ledeb.,湿地に生育するハルリンドウG.thunbergii (G.Don) Griseb.(イラスト)などがある。 トウリンドウは根茎および根に苦味配糖体ゲンチオピクリンgentiopicrine,ゲンチアニンgentianineなどの苦味成分を含み,漢方では竜胆(りゆうたん)とよばれ,苦味健胃薬として用いられ,また他の生薬と配合して,解熱,肝炎,咽喉炎,中耳炎,高血圧,尿道炎などにも用いられる。また,ヨーロッパ原産のゲンチアナ・ルテア(単にゲンチアナともいう)G.lutea L.の根および根茎を多少発酵させたものも,苦味配糖体ゲンチオピクリンなどを含み,苦味健胃薬として消化機能低下,慢性胃炎などに用いられる。…

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