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箱書(き) ハコガキ

デジタル大辞泉の解説

はこ‐がき【箱書(き)】

[名](スル)
書画・陶磁器などを入れた箱に、作者が題名などを記し、署名・押印すること。また、そのもの。鑑定家が価値を保証した署名などにもいう。
シナリオを作成する際、あらかじめ各シーンごとに要点を書きとめておくこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

箱書
はこがき

絵画、書、あるいは陶磁器などの工芸品を収める箱に、題を記し、署名や押印などをしたもの。作者自身によって書かれるときと、その弟子や、作者その人について詳しいことを知っている人が書く場合が多い。箱書は作品の真贋(しんがん)を鑑定する重要な意味をもつが、古美術品の箱書は、箱書そのものが真贋を見分ける研究の対象となることがある。現代では、題だけではなく、作者と所蔵者の関係、由来などを箱蓋(ぶた)の裏に書くこともあり、とくに定まった形式というものはない。[永井信一]

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