御墨付き(読み)オスミツキ

精選版 日本国語大辞典 「御墨付き」の意味・読み・例文・類語

お‐すみつき【御墨付】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 将軍、大名などから臣下へ与えられた文書。領地勲功などを保証、確認するもの。下付者の花押(書判(かきはん))があるところからいう。
    1. [初出の実例]「心よし・紙ふるけれどおすみ付」(出典:雑俳・江戸すずめ(1704)宝永元)
  3. にならって保証のために与えられた文書。
    1. [初出の実例]「小判何ほど下さるべきと御墨付(オスミツキ)頂戴仕たい」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)江戸)
  4. ( 比喩的に ) 権威のある人から得る保証。
    1. [初出の実例]「地中海の旅」(出典:新西洋事情(1975)〈深田祐介〉家族連れ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む