デジタル大辞泉 「御墨付き」の意味・読み・例文・類語 お‐すみつき【▽御墨付き】 1 室町・江戸時代、幕府や大名から、後日の証拠として臣下に与えた花押かおうのある文書。2 権力・権威のある人の与える保証。「公認のお墨付きをもらう」[類語]箱書き・極め付き・鑑定書・保証書・血統書 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御墨付き」の意味・読み・例文・類語 お‐すみつき【御墨付】 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )① 将軍、大名などから臣下へ与えられた文書。領地、勲功などを保証、確認するもの。下付者の花押(書判(かきはん))があるところからいう。[初出の実例]「心よし・紙ふるけれどおすみ付」(出典:雑俳・江戸すずめ(1704)宝永元)② ①にならって保証のために与えられた文書。[初出の実例]「小判何ほど下さるべきと御墨付(オスミツキ)を頂戴仕たい」(出典:浮世草子・傾城色三味線(1701)江戸)③ ( 比喩的に ) 権威のある人から得る保証。[初出の実例]「地中海の旅」(出典:新西洋事情(1975)〈深田祐介〉家族連れ) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例