…たとえば1400年代の板絵の場合,その様式的な鑑定に加え,使われている板の種類による制作地域の鑑定も行われ,その他キャンバスや顔料,筆触などの分析も重要な意味をもっている。これらの結果を書式にし,鑑定人の署名をしたものがいわゆる〈鑑定書expertise〉であるが,その性格はきわめて私的な所見を述べたにすぎない覚書的なものから,ある程度法的な有効性をもつものまでさまざまである。日本と同様,欧米でも医師や弁護士のような国家試験によって認定された鑑定人の制度はないが,個々のケースでは裁判所が認定した一時的な法定鑑定人が存在することもある。…
※「鑑定書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新