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紅卍字会 こうまんじかい

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百科事典マイペディアの解説

紅卍字会【こうまんじかい】

中国の宗教結社,道院の付属機関。道院は1916年―1917年ごろ山東省に興り,儒教,仏教,道教,キリスト教イスラムの5教は一元であるとし,静座や慈善を重んじる

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世界大百科事典 第2版の解説

こうまんじかい【紅卍字会 Hóng wàn zì huì】

中国の宗教結社,道院に付属する慈善団体。1921年,山東省済南市で,杜黙静(?‐1923)が乩示(けいし)(お筆先の神示)によって至聖先天老祖から《太乙北極真経》という経典を授かった。そこで済南道院が設立され,それ以後,老祖を最高神としマホメット,釈迦,老子,キリスト,項先師(孔子の師)の5教祖のほか,関羽をはじめ世界の聖賢仙仏すべてを神として配祀し,あらゆる劫(こう)すなわち災厄を解消し,世を救うために,内修(静坐),外修(慈善事業)の修道が行われた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

紅卍字会
こうまんじかい

紅卍教とも俗称された道院という中国の新興宗教表裏一体の慈善団体。紅は赤誠を、卍は吉祥(きっしょう)雲海の仏相を表し、太陽のように恩恵の至らない所はないという意味。道院は1916~17年ごろ山東省でおこり、20年代末までに全中国に広まった。その宗旨は儒、仏、道、キリスト教、イスラム教の五教同源を説き、22年に紅卍字会を設立し、貧民救済、施薬施療、学校経営などの事業を手広く行った。24年道院は日本の大本(おおもと)教とも提携し、東京、神戸に道院を設けたことがあるが、大本教の禁止とともに日本国内での活動は停止された。新中国以後、道院はその他の新興宗教とともに邪教として禁止され、紅卍字会の活動も否定された。[山下龍三]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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