デジタル大辞泉 「継ぐ」の意味・読み・例文・類語
つ・ぐ【継ぐ/▽続ぐ】
1 (「嗣ぐ」とも書く)前の者のあとを受けて、その仕事・精神・地位などを引き続いて行う。続けてする。相続する。継承する。「家業を―・ぐ」「王位を―・ぐ」「父の志を―・ぐ」
2 (「接ぐ」とも書く)
㋐ばらばらになっているもの、連続していないものをつなぎ合わせる。くっつける。「骨を―・ぐ」「破片を―・いで復元する」
㋑つぎ木をする。「ノバラにバラを―・ぐ」
3 衣服の、破れたりいたんだりした箇所につぎを当てて直す。つくろう。「靴下の破れを―・ぐ」
4 絶えないように前からあるものに加え補う。補給する。「炭を―・ぐ」「息を―・ぐ」
5 囲碁で、切れそうな所に石を置いて補強する。相手に切断されないよう自分の石をつなぐ手を指す。
6 「切る」の忌み詞。
「一の刀にて魚頭を―・ぎ」〈虎明狂・鱸庖丁〉
[可能]つげる
[類語](1)受け継ぐ・引き継ぐ・受ける・襲う/(2)繋ぐ・繋がる・