絶交(読み)ゼッコウ

デジタル大辞泉 「絶交」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐こう〔‐カウ〕【絶交】

[名](スル)交際を絶つこと。「友と絶交する」
[類語]断交絶縁離縁義絶勘当離れる離反離背決別おさらば決裂物別れ離間乖離手を切る生木を裂く仲を裂くたもとを分かつ

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精選版 日本国語大辞典 「絶交」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐こう‥カウ【絶交】

  1. 〘 名詞 〙 交際を断つこと。交通をやめること。
    1. [初出の実例]「可絶交論之由。頭中将所定也」(出典明衡往来(11C中か)上本)
    2. 「併し最早(もう)今日限り絶交だ」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉中)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐朱穆伝〕

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普及版 字通 「絶交」の読み・字形・画数・意味

【絶交】ぜつこう(かう)

交遊を絶つ。〔後漢書、魯丕伝〕性、沈深好學、(しし)としてまず。游を杜し、候問の禮に答へず。士友常に此れを以て之れを短(そし)るも、丕、欣然として自得す。

字通「絶」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の絶交の言及

【村八分】より

…中世の惣村((そう))の掟にも制裁に関する条項がみられ,近世の村法(そんぽう)や明治以降の村規約の中にも多く発見できる。 制裁の種類としては,罪の軽い順で罰金,絶交,追放という三つがある。もっとも広範に現在なお行われているのは罰金であるが,その歴史は古い。…

※「絶交」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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