決別(読み)ケツベツ

デジタル大辞泉 「決別」の意味・読み・例文・類語

けつ‐べつ【決別/×訣別】

[名](スル)いとまごいをして別れること。また、きっぱりと別れること。「故郷に―する」「同志と―する」
[類語]別れ別離離別一別生き別れ泣き別れ生別離れる離反離背絶縁おさらば離縁義絶勘当絶交断交決裂物別れ離間乖離手を切る生木を裂く仲を裂くたもとを分かつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「決別」の意味・読み・例文・類語

けつ‐べつ【決別・訣別】

  1. 〘 名詞 〙 いとまごいをして別れること。現在では、今までの仲間世界ときっぱりと永久に別れることをいうことが多い。
    1. [初出の実例]「一日剃浴跌坐。与訣別。衆泣乞頌」(出典:旱霖集(1422)虎関和尚行状)
    2. 「人間的臭味のすべてと一応徹底的に訣別するため」(出典:私の詩と真実(1953)〈河上徹太郎〉詩人との邂逅)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐独行伝・范冉〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む