離間(読み)リカン

デジタル大辞泉 「離間」の意味・読み・例文・類語

り‐かん【離間】

[名](スル)仲たがいをさせること。互いの仲を裂くこと。
「定公と孔子との間を―しようと」〈中島敦弟子
[類語]絶縁離縁義絶勘当離れる離反離背決別おさらば絶交断交決裂物別れ乖離手を切る生木を裂く仲を裂くたもとを分かつ

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精選版 日本国語大辞典 「離間」の意味・読み・例文・類語

り‐かん【離間】

  1. 〘 名詞 〙 仲たがいさせること。親しい仲を裂くこと。
    1. [初出の実例]「按るに是頼朝詐謀、法皇義仲君臣の際を離間せむとするにあり」(出典:読史余論(1712)一)
    2. [その他の文献]〔呉志‐諸葛瑾伝〕

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普及版 字通 「離間」の読み・字形・画数・意味

【離間】りかん

仲をさく。〔顔氏家訓、後娶〕其の後、假繼(継母を慘(さんぎやく)し、骨を離し、傷心斷腸する、何ぞ(あ)げて數ふべけんや。之れを愼めや、之れを愼めや。

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