共同通信ニュース用語解説 「緊急消防援助隊」の解説
緊急消防援助隊
阪神大震災で救助が遅れた教訓から、1995年に消防の広域応援部隊として発足した。普段は地元の消防で活動し、大規模な地震や水害時に駆け付ける。能登半島地震を含め東日本大震災や西日本豪雨など計44回出動した。消防組織法に基づき、隊の規模や編成、車両の整備について定めた計画を約5年ごとに改定してきた。総務省消防庁は、南海トラフ巨大地震などに備え、隊の増強や車両整備の拡充を掲げる。登録数は2023年4月1日現在で47都道府県の6629隊。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報