老残(読み)ロウザン

デジタル大辞泉 「老残」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ざん〔ラウ‐〕【老残】

老いぼれて生きながらえていること。「老残の身」
[類語]老いぼれる老いる老ける老い込む老け込む年老いる老いさらばえる老い早老老化老衰よぼよぼ恍惚けるほうける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「老残」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ざんラウ‥【老残】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 令制で、老[ 一 ]残疾(一目盲・両耳聾など)のある者をいう。この両者の男は次丁といって、調庸を半減された。
    1. [初出の実例]「凡老残並為次丁」(出典令義解(718)戸)
  3. 老いぼれて生き残っていること。
    1. [初出の実例]「近前問汝更辛酸、年紀病源是老残」(出典:菅家文草(900頃)三)
    2. [その他の文献]〔福恵全書‐蒞任部・清査之法〕

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普及版 字通 「老残」の読み・字形・画数・意味

【老残】ろうざん

老耄

字通「老」の項目を見る

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