デジタル大辞泉 「惚ける」の意味・読み・例文・類語
ぼ・ける【×惚ける/×暈ける】
1 頭の働きや知覚がにぶくなる。もうろくする。「年とともに―・けてきた」
2 漫才で、とぼけたことを言う。→ぼけ2
3 (暈ける)物の色や輪郭、また、物事の内容などがはっきりしない状態になる。ぼやける。「ピントが―・けている」「論点が―・ける」
[類語](1)老いる・老ける・老い込む・老け込む・年老いる・老いさらばえる・老いぼれる・老い・早老・老化・老残・老衰・よぼよぼ・恍惚・
ほう・ける【×惚ける/×耄ける/×呆ける】
1 知覚のにぶった状態になる。ぼんやりする。ぼける。「起きぬけの―・けた顔」「病み―・ける」
2 (ふつう「蓬ける」と書く)草や髪の毛などが、ほつれ乱れる。けば立って乱れる。
「雨に―・けた雑草の中に」〈三重吉・小鳥の巣〉
3 動詞の連用形に付いて、そのことに夢中になる意を表す。「遊び―・ける」
[類語](1)老いる・老ける・老い込む・老け込む・年老いる・老いさらばえる・老いぼれる・老い・早老・老化・老残・老衰・よぼよぼ・恍惚・