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肥料木 ひりょうぼく

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大辞林 第三版の解説

ひりょうぼく【肥料木】

根粒を持ち、土壌養分を増加させるので造林地に混植される樹木の総称。ニセアカシア・ネムノキなどのマメ科植物のほかハンノキ・ヤシャブシ・ヤマモモなどがある。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ひりょうぼく【肥料木 soil improving tree】

根粒によって遊離窒素を固定し,土壌中に養分を増加させる能力があるため,肥料的効果を期待して植えられる樹木。肥料木にはマメ科植物の各種のほか,グミ属,ハンノキ属の各種,ヤマモモなどがある。根粒はこれらの樹木の根に点在し,根粒菌と共生しているものであって,菌の作用で窒素が固定される。マメ科植物の共生菌はバクテリアであり,ハンノキ属やヤマモモの共生菌は放線菌である。肥料木といわれるこれらの樹木が自生している場所は,崩壊地ややせ地である。

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