強気(読み)つよき

精選版 日本国語大辞典「強気」の解説

つよ‐き【強気】

〘名〙 (形動)
① 相場が将来上騰すると予想すること。また、その予想によって買いに出ること。また、そのさまや人。
浄瑠璃・女殺油地獄(1721)中「銭・小判・ひやう物のさうばあきなひ〈略〉つよ気に上り」
② 性格・考え方・気持などが、困難や障害にも負けない強いものであること。気性が激しく強いこと。また、そのさま。
※福翁自伝(1899)〈福沢諭吉王政維新「節蔵はマダなかなか強気(ツヨキ)で『ナアニ屹度勝つ』」
③ 賭事(かけごと)などで、危ない手を用いても一気に勝とうとすること。
④ 態度が強で、譲らないこと。強腰

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デジタル大辞泉「強気」の解説

つよ‐き【強気】

[名・形動]
気が強いこと。積極的な態度に出ること。また、そのさま。「強気に出る」「強気な(の)姿勢を崩さない」⇔弱気
取引で、相場が先行き上がると予想すること。また、そのさま。「市況強気に転じる」⇔弱気
[類語]強い気強いたくましい気丈気丈夫気骨気概骨っ節反骨確り心丈夫闘魂覇気闘志胆力度胸糞度胸士気根性負けじ魂負けん気利かん気勝ち気向こう意気鼻っ柱鼻っぱし負けず嫌いファイトガッツ

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世界大百科事典内の強気の言及

【取引所】より

… 提灯をつける自分の考えでなく,有力な仕手筋の売り買いする株に便乗して売買することをいう。 強気・弱気相場の見通しに対し上昇するとみるのを〈強気〉,反対に下落するとみるのを〈弱気〉という。 強含み・弱含み相場が小高く,先行きも多少上がりそうな感じがするような状態を〈強含み〉といい,その反対に,相場の地合いが弱く,先行きも上がりそうな感じがなく,むしろ下がりそうな感じがするような状態を〈弱含み〉という。…

※「強気」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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