つよ‐き【強気】
〘名〙 (形動)
① 相場が将来上騰すると予想すること。また、その予想によって買いに出ること。また、そのさまや人。
※
浄瑠璃・女殺油地獄(1721)中「銭・
小判・ひやう物のさうばあきなひ〈略〉つよ気に上り」
② 性格・考え方・気持などが、困難や障害にも負けない強いものであること。
気性が激しく強いこと。また、そのさま。
③ 賭事(かけごと)などで、危ない手を用いても一気に勝とうとすること。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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世界大百科事典内の強気の言及
【取引所】より
… 提灯をつける自分の考えでなく,有力な仕手筋の売り買いする株に便乗して売買することをいう。 強気・弱気相場の見通しに対し上昇するとみるのを〈強気〉,反対に下落するとみるのを〈弱気〉という。 強含み・弱含み相場が小高く,先行きも多少上がりそうな感じがするような状態を〈強含み〉といい,その反対に,相場の地合いが弱く,先行きも上がりそうな感じがなく,むしろ下がりそうな感じがするような状態を〈弱含み〉という。…
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出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報