胡麻鯖(読み)ゴマサバ

デジタル大辞泉 「胡麻鯖」の意味・読み・例文・類語

ごま‐さば【×胡麻×鯖】

スズキ目サバ科の海水魚全長約50センチ。マサバに似るが、腹部に小黒点が多数ある。太平洋暖海分布
サバの刺身を、たれとごまであえたもの。福岡の名物料理。
[類語](1真鯖

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精選版 日本国語大辞典 「胡麻鯖」の意味・読み・例文・類語

ごま‐さば【胡麻鯖】

  1. 〘 名詞 〙 サバ科の海産魚。全長五〇センチメートルに達する。体はやや細長い紡錘形。第二背びれとしりびれの後方に、それぞれ五個の小離鰭(しょうりき)がある。体の背部は青緑色で、虫食い状の暗色斑がある。腹部は白く、普通多数の小さな黒色点が散在する。沖合から沿岸にかけて、大きな群れをつくって生息している。冬には南方で過し、春に北上して、夏に南下するという回遊をしている。動物プランクトン小魚などを食べる。食用。体の断面がマサバより丸いので、マルサバとも呼ばれる。北海道南部以南、台湾、フィリピン、パプアニューギニア、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイなどに分布。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「胡麻鯖」の解説

胡麻鯖 (ゴマサバ)

学名Scomber australasicus
動物。サバ科の海水魚

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