細胞や組織が死んだり破壊されると、その構成物質が細胞のもつ加水分解酵素群によって分解される現象で、自己消化ともいう。これらの加水分解酵素の大部分は、リソゾームとよばれる細胞内小器官に存在し、他の細胞構成物質から隔離されているが、細胞が死ぬと、リソゾーム膜が壊れて加水分解酵素が細胞質中に遊離する。リソゾームに存在する加水分解酵素にはカテプシン、ヌクレアーゼ、フォスファターゼ、エステラーゼその他があり、酸性pHで作用する。たとえばカエルの変態にみられるオタマジャクシの尾の吸収現象の一部は、尾を構成する細胞の自己分解によるとされ、チロキシンの作用でリソゾーム酵素が細胞質中へ放出されると考えられる。
[嶋田 拓]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新