コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

自己分解 じこぶんかい autolysis

翻訳|autolysis

3件 の用語解説(自己分解の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

自己分解
じこぶんかい
autolysis

生物の死後,細胞や組織が自己のもつ分解酵素によって分解する現象。特に,細胞内プロテイナーゼ(カプテシン。→蛋白質分解酵素)の働きによる蛋白質分解は顕著であるが,これら自己分解酵素の出所の大きな源はリソソームの内容物と考えられる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

じこぶんかい【自己分解】

細胞や組織が、自己のもつ酵素によって分解されること。自己消化。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

自己分解
じこぶんかい

細胞や組織が死んだり破壊されると、その構成物質が細胞のもつ加水分解酵素群によって分解される現象で、自己消化ともいう。これらの加水分解酵素の大部分は、リソゾームとよばれる細胞内小器官に存在し、他の細胞構成物質から隔離されているが、細胞が死ぬと、リソゾーム膜が壊れて加水分解酵素が細胞質中に遊離する。リソゾームに存在する加水分解酵素にはカテプシンヌクレアーゼフォスファターゼエステラーゼその他があり、酸性pHで作用する。たとえばカエルの変態にみられるオタマジャクシの尾の吸収現象の一部は、尾を構成する細胞の自己分解によるとされ、チロキシンの作用でリソゾーム酵素が細胞質中へ放出されると考えられる。[嶋田 拓]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

自己分解の関連キーワード隔膜自己疎外自己原因自己複製オートファジーガラス化法自己貪食胞生体防御能力生デンプン分解酵素メタクロマジー

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone