自治医科大学(読み)じちいかだいがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

自治医科大学
じちいかだいがく

私立大学。山間僻地,離島,過疎地域などの医師不足医療の貧困を解消するため,全国都道府県が共同で設立した学校法人により 1972年に開設,医学部を置いた。6年間を通じて全寮制を採用。修学に必要な学費全額および生活費の一部が貸与され,卒業後に在学年数の 1.5倍の期間,地方の公立病院や僻地での医療に従事すれば,その返還を免除される。入学定員は 100人 (1997) 。 1978年に大学院設置。 2001年看護学部を設置。所在地栃木県下野市

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デジタル大辞泉の解説

じち‐いかだいがく〔‐イクワダイガク〕【自治医科大学】

栃木県下野市にある私立大学。昭和47年(1972)の開学。地域医療に携わる総合医と総合的看護職を養成するために、全国都道府県が共同で設立した。

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百科事典マイペディアの解説

自治医科大学【じちいかだいがく】

無医地区など僻地の医師不足解消のため,自治省と全国知事会の立案で,47都道府県の共同出資と国の補助により,1972年栃木県河内郡南河内町(現・下野市)に開校した私立大学。全寮制で,学生には授業料その他の経費が全額貸与,返済免除のシステムもある。
→関連項目南河内[町]

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世界大百科事典 第2版の解説

じちいかだいがく【自治医科大学】

栃木県河内郡南河内町にある医師養成の私立大学。全国多数の無医地区や僻地(へきち)の深刻な医師不足を解消するため,47都道府県の共同出資と国の補助により1972年に開設された。都道府県別の入学者定員枠を設けるなど独特の入学試験制度をもち,入学後は全員寮生活に入るが,学生には入学金や授業料,実験学習費など6年間の経費が全額貸与されるほか,一定の生活費も支給される。卒業後9年間,地方の公的医療機関や僻地の診療所に勤務すれば,その返済は免除される。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

自治医科大学
じちいかだいがく

私立。医療に恵まれない僻地(へきち)等の医療の確保と向上および地域住民の福祉の増進を目的として、1972年(昭和47)全国の都道府県が共同設立した医科大学。運営分担金をそれぞれの自治体が負担する学校法人により運営。毎年各都道府県からの応募学生を選抜し、卒業後学生はその出身都道府県に戻り、地域医療に従事する。学生には修学に要する経費を貸与し、卒業後所定の期間、公立病院等に勤務した場合、その返還が免除される。医学部、看護学部と大学院医学研究科、看護学研究科を置き、附属病院、とちぎ子ども医療センターと、別に附属さいたま医療センターをもつ。栃木県下野(しもつけ)市薬師寺3311-1。[喜多村和之]

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