コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

自省録 じせいろく

大辞林 第三版の解説

じせいろく【自省録】

哲人ローマ皇帝マルクス=アウレリウスの主著。変化流転の中で自然に従う生き方を記す。後期ストア学派の代表作。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

じせいろく【自省録 Ta eis heauton】

ローマ皇帝マルクス・アウレリウスが多忙な政務,軍務の中でギリシア語で書きつづった記録。その題名は〈タ・エイス・ヘアウトン〉と呼ばれているが,次に〈ヒュポムネマタhypomnēmata〉,あるいは〈パランゲルマタparangelmata〉という名詞を補充して,その題名の意味を〈おのれみずからについての“覚書”〉,あるいは〈おのれみずからへの“励告”〉と解するのが普通である。この記録そのものは公表の意図なしに書かれたものらしく,断章風な散文は内容的な一貫性を欠いている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の自省録の言及

【マルクス・アウレリウス】より

… 彼は養子縁組によって継承されてきた五賢帝時代の最後に位置し,しだいに濃くなる帝国の衰退の兆しに直面せざるをえなかった。統治の大部分は対異民族戦争に費やされ,その著《自省録》は陣中で書きつづられた。行政においては先帝を受け継いで官僚化を進め,ことに財政役を増やした。…

※「自省録」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

自省録の関連キーワード省察録[マルクス・アウレリウス]マルクスアウレリウスアントニヌス総合年表(ヨーロッパ)ギリシア哲学史(年表)マルクス・アウレリウスマルクスアウレリウスアウレリウス中曽根康弘野中兼山代表作主著摂理

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android