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自省録 じせいろく

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大辞林 第三版の解説

じせいろく【自省録】

哲人ローマ皇帝マルクス=アウレリウスの主著。変化流転の中で自然に従う生き方を記す。後期ストア学派の代表作。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

じせいろく【自省録 Ta eis heauton】

ローマ皇帝マルクス・アウレリウスが多忙な政務,軍務の中でギリシア語で書きつづった記録。その題名は〈タ・エイス・ヘアウトン〉と呼ばれているが,次に〈ヒュポムネマタhypomnēmata〉,あるいは〈パランゲルマタparangelmata〉という名詞を補充して,その題名の意味を〈おのれみずからについての“覚書”〉,あるいは〈おのれみずからへの“励告”〉と解するのが普通である。この記録そのものは公表の意図なしに書かれたものらしく,断章風な散文は内容的な一貫性を欠いている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の自省録の言及

【マルクス・アウレリウス】より

… 彼は養子縁組によって継承されてきた五賢帝時代の最後に位置し,しだいに濃くなる帝国の衰退の兆しに直面せざるをえなかった。統治の大部分は対異民族戦争に費やされ,その著《自省録》は陣中で書きつづられた。行政においては先帝を受け継いで官僚化を進め,ことに財政役を増やした。…

※「自省録」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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