戒め(読み)イマシメ

デジタル大辞泉 「戒め」の意味・読み・例文・類語

いましめ【戒め/×誡め/警め/縛め】

前もって注意すること。また、その言葉訓戒。「今後の―とする」
過ちを犯さないようにこらしめること。「―に廊下に立たされる」
(縛め)しばること。また、その縄。「―を解く」
禁錮監禁処罰
「秦の始皇にとらはれて、―をかうぶること十二年」〈平家・五〉
用心すること。警戒
「これが後ろめたければ、公人おほやけびと、すまし(=下級女官)、長女をさめなどして絶えず―に遣る」〈・八七〉
[類語]いさめる意見諫言諭す諫死注意説教𠮟責諌止苦言忠言忠告勧告警告心添え戒めるたしなめるとがめる言い聞かせる言い含める因果を含めるくぎを刺す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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