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色ガラス イロガラス

5件 の用語解説(色ガラスの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

いろ‐ガラス【色ガラス】

着色ガラス

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百科事典マイペディアの解説

色ガラス【いろガラス】

光学用フィルター,信号標色灯,食器,装飾品,建築用ガラスタイルなどに広く使用されている有色ガラスの総称。各種遷移金属イオン(多くは酸化物として加える)や希土類イオン,または有色コロイドにより着色する。
→関連項目ガラス

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世界大百科事典 第2版の解説

いろガラス【色ガラス colored glass】

フィルター,信号灯,サングラス,食器,装飾品,建築用などに利用する目的で着色したガラスの総称。ガラスに色をつけるためには,遷移金属イオンまたは希土類イオンを存在させるか,あるいはコロイドをガラス中に分散させる必要がある。遷移金属と希土類イオンは複数の酸化状態をとることが一般的だから,ガラス組成や溶融条件が変わると発色も変化する。とくに遷移金属イオンは配位子場の影響を受けやすいから,ガラス組成の変化によって色も変化しやすい。

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大辞林 第三版の解説

いろガラス【色ガラス】

金属または、金属の酸化物を使って種々の色に着色したガラス。装飾用や写真のフィルター、信号などに用いられる。着色ガラス。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

色ガラス
いろがらす
colored glass

ガラスに着色したもので、着色ガラスともいう。多くの製法があり、安定性も半永久的なものから紫外線や熱に弱いものまでいろいろある。ガラス自体は一般にきわめて安定なので、着色剤を加え高温で溶融してつくられた色ガラスはガラスの内部まで着色しているから、ガーネットエメラルドと同じくその色は不変である。反対に有機着色剤などをガラス表面に塗布したものは耐候性が弱く、はげたり退色したりしやすい。
 内部着色でも、ガラス中での着色剤の状態がイオンであるかコロイドであるかによって同じ物質でも色が違い、また同じイオンでも原子価によって別の色になったりする。これらはすべてガラス原料の調合組成、溶融および冷却条件に左右されるので、希望する色をつくるには知識と経験が必要である。ステインは、数百度に加熱しながら拡散によって着色剤をイオン状態で表面からしみ込ませて着色する。焼き付けは、セラミック顔料とよばれる微粉状のガラス状顔料を有機溶媒に混ぜ、スクリーン印刷などによって表面に塗り数百度に加熱して融着する。これら加熱による表面着色は比較的じょうぶである。ガラスはX線などの放射線によって着色することが多いので、これを利用して特殊な色ガラスをつくることも可能であるが、温度が上がったり、高エネルギーの光が当たったりすると消色しやすい。
 色ガラスは古代から工芸品、ステンドグラスなどに用いられてきたが、現代では、自動車用ガラス、照明器具、サングラス、光学器械などと用途が急速に広がってきている。しかし色ガラスよりも無色に近いガラスをつくるほうがはるかにむずかしい。[境野照雄・伊藤節郎]

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世界大百科事典内の色ガラスの言及

【イスラム美術】より

…12~14世紀にはシリアを中心として多彩な装飾技法が完成された。その一つはすでにローマ時代にあった色ガラスの技法で,14世紀ころまで続いた。これは,白色のガラスの糸を容器の溶けた軟らかい表面に巻きつけ,櫛で波状にアクセントをつけてから,石棒で器面に押しつける技法である。…

【モザイク】より

…おもに古代から中世にかけて,地中海地方を中心に発達した。細片(テッセラtessera)は普通数mmから2~3cm角で,大理石や貴石,色ガラス,金銀箔をはったガラスなどが使われ,しっくいの地に埋め込まれる。モザイクの特長は,耐久性に富み,輝かしい色彩が半永久的に得られることで,建築内部の大規模な装飾に最も効果的に使われた。…

※「色ガラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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